アーセナルの主力として活躍も…… セスクも感じた“過小評価”されていた選手とは?

アーセナルなどで活躍したフレブ photo/Getty Images

自身のSNSにて質問に回答したセスク

サッカー選手において個人の評価はそれぞれ変わっていく。FWではたくさんゴールを決めた選手が高い評価を得られ、クリーンシートを続けるGKは賞賛に値する。ただ高い技術を持ちチームメイトにも認められながら、あまり評価を与えられなかった選手も少なくない。

アーセナルやバルセロナに所属した元ベラルーシ代表MFのアレクサンドル・フレブもその1人だ。ブンデスリーガのシュトゥットガルトで活躍すると、2005-06シーズンからアーセナルへ移籍。ベラルーシ人初のUEFAチャンピオンズリーグ決勝にも出場した。初年度で公式戦40試合3ゴールを決め、翌年以降はけがで離脱を繰り返しながらも主力として活躍。2008-09シーズンにはジョゼップ・グアルディオラ監督が就任したバルセロナに加入した。その後はトルコやベラルーシでプレイして2019年に引退した。

ベラルーシ代表でも長く活躍したフレブ。柔らかいボールタッチとドリブルに加えて高いパスセンスを持ち合わせるアタッカーだ。ドイツやイングランドで長く活躍するも、タイトル獲得は、出場機会に恵まれなかったバルセロナ時代のみ。FIFAワールドカップなどの国際大会には出場できず、なかなか評価の難しい選手だったかもしれない。高いテクニックとセンスを持つ選手だったが、過小評価されていたことも事実だ。
それは当時のチームメイトも感じていたようだ。アーセナルでともにプレイし、現在はモナコに所属するセスク・ファブレガスが自身のSNSでファンに質問を募集。「今までプレイした中でもっとも過小評価されている選手は?」という問いに対し、「アレクサンドル・フレブだね」と回答した。チームメイトも一目を置くプレイヤーだったが、けがやチームとの相性も含め、実力よりも評価が低くなってしまったのかもしれない。

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