ほとんど全部”アーセナル内No.1” ドリブル、シュート、フル稼働の19歳

今季大躍動したサカ photo/Getty Images

イングランド代表でも主力へ

今季プレミアリーグで8位と苦い成績に終わったアーセナルにおいて、数少ないポジティブな要素となったのが若手の成長だ。

中でも1番伸びたのは19歳のMFブカヨ・サカだ。EURO2020を戦うイングランド代表にも選出されたサカは、先日行われたオーストリア代表との親善試合でも決勝点を記録。もはや期待の若手の枠を飛び出し、イングランド代表でも主力の座を狙う存在となっている。

本来のアタッカー職に加え、ウイングバックをこなせることも大きい。今季もアーセナルではフル稼働し、リーグ戦32試合で5得点3アシストの成績を残している。
さらに細かい数字を見ていくと、今季のサカはシュート数61本(チーム1位)、チャンスメイク数38回(チーム1位)、ドリブル成功数46回(チーム1位)、クロス本数148本(チーム1位)、デュエル勝利数148回(チーム1位)、相手ペナルティエリア内でのタッチ数153回(チーム1位)と、あらゆる数字でチーム1位となっている。今季のアーセナルMVPと言っていい働きだ(数字は『Squawka』より)。

現在のアーセナルにはFWガブリエウ・マルティネッリやFWエディ・エンケティアら楽しみな若手が揃っているが、その中でもサカが最も順調に伸びている。

今夏のEUROで決定的な働きをする可能性もゼロではなく、チャンスがあれば自慢の攻撃性を存分に発揮してほしいところだ。

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