レジェンドに監督を任せてみるのもアリ? アンチェロッティの後任に推したい男

2019-20シーズンには暫定監督として4試合で指揮を執った経験もあるファーガソン氏 photo/Getty Images

エヴァートンの後任監督はどうなる

先日、今季チームを率いたカルロ・アンチェロッティ監督のレアル・マドリード行きが発表されたエヴァートン。世界的な知名度を誇る名将をビッグクラブに引き抜かれた格好となったが、はたしてプレミアリーグの古豪はその後任に誰を据えることとなるのか。オフシーズンに入ったこともあって上位クラブの補強戦線も話題に多くのぼるなか、中堅クラブの新指揮官について気になっている人も少なくはないだろう。

英『Liverpool Echo』によると、現時点でクラブが後任候補としてリストに載せているのは、エディ・ハウやヌーノ・エスピリト・サントといったプレミアで実績のある指揮官だという。特に、後者とはすでに幹部との会談も済ませているとのこと。順当にいけば、今季ウォルバーハンプトンを率いたサント氏に新監督が決定する日も近いか。

しかし、サントを狙っているとされるクラブはほかにも。『Liverpool Echo』によれば、同氏の招聘には今季限りでロイ・ホジソン氏が監督の座を退いたクリスタル・パレスも興味を抱いているという。2020-21シーズンこそウルブズは13位に終わったが、プレミアにおけるサントの人気はいまだに根強い。条件面などで少しでも開きがあれば、エヴァートンがサントの招聘に失敗する可能性も十分にあるだろう。

そんな状況も考えられるなか、トフィーズは熱い魂を持ったレジェンドにチームを託してみるのもアリなのではないだろうか。そのレジェンドとは、今季のアンチェロッティ政権でアシスタントコーチを務めたダンカン・ファーガソン氏(49)だ。

いまだに正式に指揮官を任された経験はない。しかし、ファーガソン氏はすでに有能な指揮官としての片鱗を垣間見せている。アンチェロッティ監督招聘前の2019-20シーズン途中、直前に解任されたマルコ・シウバ元監督の後を継ぎ、暫定指揮官として公式戦4試合でチームを率いている。その4試合での戦績は1勝2分1敗。あまり目立った成績ではなかったが、内容は悪くない。相手はアーセナル(△0-0)、レスター(●4-6)、マンチェスター・ユナイテッド(△1-1)、チェルシー(◯3-1)の4クラブ。どん底の状態にあったチームを任されながらも、プレミア屈指の実力を誇るクラブ相手に互角の戦いを披露しているのだ。試合数が少ないことは否めないが、指揮官として優れたポテンシャルを備えている可能性は低くない。

そして、本人もやる気は満々か。英『Daily Mirror』によると、ファーガソン氏はアンチェロッティからレアルのコーチングスタッフ入りを打診されたようだが、その誘いを「自分はエヴァートンで監督をしたいから」と断ったとのこと。熱い魂を持ったエヴァートンのレジェンドは、愛するクラブに対して“一本気”なようだ。

実績では他の候補より一段劣るかもしれない。しかし、ファンの中にも「ファーガソンなら……」と思う人は少なくないはず。サントも優秀な指揮官であることは間違いないが、エヴァートンは一度このレジェンドにチームを託してみるのも悪くはないか。アツい男が新指揮官となれば、トフィーズはより興味深い存在になるかもしれない。

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