逆転残留はあるのか? 絶好調の守護神ジョンストンが残留のキーマンだ

好調を維持しているジョンストン photo/Getty Images

クリーンシートを達成

2試合で8ゴール2失点の好成績を収めて今季初の連勝を記録したのは、プレミアリーグで降格圏に沈むウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン通称WBAだ。2017-18シーズン以来となるプレミアの舞台だが、今季は31節終了時で勝ち点24ポイントの19位と苦しいシーズンとなっている。残り7試合で勝ち点を稼がなければ再び2部降格となってしまうわけだが、ここに来てチェルシー、サウサンプトンを破って今季初の連勝を達成し、残留に向けて大きな一歩を踏み出している。

勝利したサウサンプトン戦でも中盤での出足の早い守備からボールを奪取し、素早く前線に繋げる。そこからマテウス・ペレイラやカラム・ロビンソンらがフィニッシュを行う。シンプルではあるが、分かりやすい攻撃でサウサンプトンの守備陣を困らせており、結局3点を奪う素晴らしい攻撃で白星を挙げてみせた。降格圏に沈むチームとは思えないインテンシティの高さを見せ、残留もあり得るのではと思わせるような試合であったといえる。

その残留に向けて大きくチームの背中を押すように守護神を務めるサム・ジョンストンが当たりだしている。マンチェスター・ユナイテッドでキャリアをスタートさせたジョンストンはイングランドの多くのクラブをレンタルで渡り歩き、2018年に完全移籍でWBAに加入している。年代別の代表にも選ばれている実力者であり、クラブ加入後もすぐに定位置を掴み、今季もここまでリーグ戦30試合にフル出場を果たしている。

安定したセービング技術と高いスローイング能力を持ち合わせるジョンストンは、強豪チェルシー撃破にも大きく貢献した。2失点は喫したものの両方ともキーパーにはノーチャンスだったため、クリーンシートとならなかったのは非常に残念だ。

サウサンプトン戦でもキックの名手であるジェイムズ・ウォード・プラウズのPKを素晴らしい読みでセーブし、クリーンシートを達成している。後半はサウサンプトンにボールを持たれていただけに、ジョンストンのセーブはチームを大きく支えていたに違いないだろう。また、カウンター時にはスローイングから自ら起点となり、攻撃にも貢献している、

このように守護神が絶好調のWBA。残り7戦は厳しい相手との戦いとなるが、当たっている守護神を信じて残留に向けて戦ってもらいたい。

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