間もなくアーセナルと激突
今から14か月前の昨年10月、プレミアリーグではレスター・シティがサウサンプトンを9-0のスコアで粉砕するゲームがあった。
FWアヨゼ・ペレス、ジェイミー・バーディの2人にハットトリックを許したサウサンプトンは、まさに崩壊と呼ぶにふさわしい状態にあった。
ところが今はどうだろう。現在はリーグ戦で4位につけており、欧州カップ戦出場権を狙える位置にいる。
英『SportMole』によると、サウサンプトンを指揮するラルフ・ハーゼンヒュットルも「予想していなかった。今季も残留争いになるとは考えていなかったが、これほどのスタートは予想していなかった」と現状に驚いている。
今季は開幕直後こそ2連敗したものの、流れは昨季終盤から変わり始めていた。サウサンプトンは昨季のリーグ戦ラスト7試合を4勝3分と無敗で乗り切り、11位フィニッシュを果たした。その7試合にはマンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッドも含まれており、彼らは強敵相手に結果を残していたのだ。
今季もチェルシーと3-3、エヴァートンに2-0など、難敵相手に勝ち点を奪ってきた。16日にはアーセナルとのアウェイゲームを戦うが、現在のアーセナルは15位。サウサンプトンの方が上の立場で迎え撃つことになる。
サウサンプトンの勢いはどこまで続くのか。今回のアーセナル戦も勝利に近いのはサウサンプトンの方と考えることができ、アーセナルが敗れてもサプライズではないか。