36歳の影響力は“ファン・ダイク級” チェルシーのベテランDFが掴んだ信頼

早くもチェルシーの中心的な存在となりつつあるT・シウバ photo/Getty Images

指揮官からは全幅の信頼

今夏チェルシーに加わったベテランDFの影響力。それはリヴァプールにおけるフィルジル・ファン・ダイクや、かつてマンチェスター・シティの最終ラインを統率したヴァンサン・コンパニに匹敵するほどのものなのだろうか。36歳のディフェンスリーダーに対するフランク・ランパード監督の信頼は厚い。

その36歳とは、もちろん今季からチェルシーの一員としてプレイしているブラジル代表DFチアゴ・シウバのことだ。昨季パリ・サンジェルマンをチャンピオンズリーグ決勝へと導いた立役者。すでに36歳の選手とはいえ、周囲の彼に対する期待は非常に大きなものだったと言える。昨季から守備陣の崩壊に悩まされてきたチェルシー。獲得当初は「すでに36歳の選手に期待しすぎるのは危険」と警告するメディアもあったが、周囲がT・シウバに期待をかけるのも無理はない状況だった。

しかし、現時点でT・シウバはその期待に見事応えてみせている。開幕当初こそ自身の凡ミスから失点を許す機会もあったが、時間を重ねるごとにチームへフィット。今では獲得当初の期待通り、最終ラインの絶対的存在として守備陣を束ねるリーダーとなっている。現地時間7日に行われたリーグ戦第8節のシェフィールド・ユナイテッド戦では移籍後初ゴールも記録し、攻守においてその活躍は光る。

そんなT・シウバがチーム全体に与える好影響について、ランパード監督がシェフィールド戦後に語っている。加入からわずか2カ月強でこのベテランDFはチェルシーの中心になったとし、同監督は次のように続けた。

「チアゴのキャリアは偉大なものだ。チームへの影響力も抜群で、彼はファン・ダイクやコンパニの領域に足を踏み入れたと私は考えているよ。近年タイトルを獲得しているチームには必ずそういった存在がいた。何かを成し遂げるためには、優秀なDFリーダーが必要なんだ。我々はついにそれにふさわしい選手を手に入れた。チアゴの存在は我々にとって本当に大きなものだよ」

新天地でこなした試合はまだ8戦のみだが、その中で早くも同僚の信頼を勝ち取ったT・シウバ。はたして、このベテランDFと新GKエドゥアール・メンディの加入で強固な守備陣を手に入れたチェルシーは、ここから怒涛の快進撃を披露することとなるのだろうか。守備の課題を克服したブルーズに、もはや死角はないのかもしれない。

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