リヴァプールの最終ラインにNEWスター誕生なるか 19歳の守備者にかかる期待

リヴァプールのR・ウィリアムズ photo/Getty Images

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CBに負傷者続出も

チームの緊急事態を救うべく、リヴァプール で19歳の若者が立ち上がる。プレミアリーグ第5節のエヴァートン戦で負傷したDFフィルジル・ファン・ダイクに続き、その代役を務めていたMFファビーニョもチャンピオンズリーグのミッティラン戦で怪我による途中交代を余儀なくされたリヴァプール。最終ラインに負傷者が続出している彼らだが、若手DFがその穴を埋めてくれるかもしれない。

そのように期待をかけられているのが、ミッティラン戦でファビーニョの代役として投入されたDFリース・ウィリアムズ。かねてよりリヴァプールの将来を担う逸材と目されていたが、彼は周囲が思ったよりも早くトップでの経験を積むこととなっている。

今季のR・ウィリアムズはトップの選手に離脱が相次ぐ中、すでに公式戦4試合に出場。リーグ戦での出場こそいまだにないが、ファビーニョも負傷した今、プレミアデビューを果たす日もそう遠くはなくなったと言っていいだろう。早ければ現地時間31日に行われる次節のウェストハム戦でリーグ戦初先発を記録することも濃厚だ。
とはいえ、まだ19歳の若者に最終ラインを任せてリヴァプールは大丈夫なのか。そう心配している人も少なくはないはず。だが、そんな心配は杞憂に終わるかもしれないと英『Daily Mail』は主張する。同メディアが注目するのはR・ウィリアムズのインターセプト数。今季ここまでの彼はトップチームで出場した4試合において、57分に1回のペースでインターセプトを記録している。決して圧倒的に多いというわけではないが、一定間隔でボールをカットできているのは前向きな材料として見ることができるだろう。途中出場も多い境遇の中、コンスタントに成果を挙げることができている点を『Daily Mail』は高く評価している。

まだ若い選手ではあるものの、周囲からリヴァプールの救世主となることを期待されているR・ウィリアムズ。経験不足からピンチを招くこともあるだろうが、彼の背後には広大な守備範囲を誇るGKアリソン・ベッカーが控えていることも大きいだろう。世界的守護神の安心感は19歳には大きな勇気を与えるはずだ。

最終ラインの信頼できる実力者が相次いで離脱してしまったリヴァプールだが、この大ピンチの中で新たなスター候補は急成長を遂げることとなるのだろうか。ここでチームを救う大活躍を披露できれば、R・ウィリアムズは将来的にファン・ダイクのポジションをも脅かす存在となるかもしれない。19歳が迎える勝負の時。新たなスター誕生の瞬間を、我々は見逃すべきではないだろう。

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