鎌田大地ら“新ユニット”はバイエルンにも勝てるか 全てのカギを握る3人

開幕からまずまずのスタートを切ったフランクフルト photo/Getty Images

フランクフルトの今後を左右する3トップ

チャンピオンズリーグの戦いを見ても、現在のバイエルンは欧州1、2を争う強さを誇っていると見て間違いない。昨季に続く3冠も不可能な目標ではないだろう。

そんなバイエルンにブンデスリーガの中堅クラブが真っ向勝負を挑むのは無理がある。何かしらのサプライズでもなければバイエルンから勝ち点を掴むのは難しい。

そのサプライズを起こせるだろうか。バイエルンは24日にフランクフルトと対戦するが、独『Kicker』は「フランクフルトの新しい3トップはバイエルンにとっても危険か?」と注目している。
フランクフルトの新しい3トップとは、バス・ドスト、アンドレ・シウバ、そして日本代表FW鎌田大地の3人で構成される攻撃ユニットのことだ。今やこの3人は以前フランクフルトに所属していたルカ・ヨビッチ、アンテ・レビッチ、セバスティアン・ハラーのトリオと比較されるところまで評価が上がっており、フランクフルトの攻撃を引っ張る存在だ。

何よりフランクフルトは今季開幕からの4試合を2勝2分とまずまずのスタートを切っているが、リーグ戦でこの3人以外が得点を決めたケースはたったの1回しかない。9月のヘルタ・ベルリン戦でMFセバスティアン・ローデが得点を決めているが、それ以外は全て前線の3人だ。

バス・ドスト、アンドレ・シウバを後方からサポートする鎌田は1得点3アシストと良いスタートを切っており、バイエルン相手にサプライズを起こせるのは彼らしかいない。

バイエルンは第2節でホッフェンハイムに1-4で敗れるサプライズがあったが、フランクフルトはそれに続くサプライズを起こせるのか。無敗を維持する中堅クラブとして意地を見せたいところだ。

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