トッテナムの超万能FWに最大級の評価を ケインに対する称賛はまだ足りぬ

トッテナムのケイン photo/Getty Images

「間違いなくワールドクラスのはず」

トッテナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケインは、間違いなくプレミアリーグでもトップクラスのレベルにあるストライカーだ。どんな形からでもゴールを狙えるその得点力に加え、今季は味方に供給するラストパスも冴え渡っている。

まさに何でもできる万能FWと呼ぶに相応しい選手だろう。優れたフィニッシュワークにチャンスメイク能力も高次元なものを手に入れ、イングランド代表においても不動の地位を築いている。しかし、ワールドクラスのストライカーといえば誰かと問われた際に、彼の名前を挙げる人は思いの外少ないことだろう。多くの場合で先に名前が挙がるのは、バイエルン・ミュンヘンのロベルト・レヴァンドフスキやレアル・マドリードのカリム・ベンゼマといった選手たち。そういった印象は否めない。

彼らにも実力は劣らないはずなのに、一体なぜケインは彼らよりも後に出てくるのか。これにはワトフォードに所属すFWトロイ・ディーニーも疑問に感じているようで、同選手は英『talkSPORT』にてサッカーファンはケインをもっと評価するべきだと主張している。

「出身国で活躍している選手が、ワールドクラスとして評価されるのはなかなかに難しいことだ。それだけに、この議論は非常に興味深いね。現時点でストライカーとして、世界の頂点を争っている選手を尋ねれば多くの人は(ロベルト・)レヴァンドフスキや(カリム・)ベンゼマの名前を挙げるだろう。ケインのゴールに絡んでいる回数もおかしな成績のはずなのにね。なのに、ケインはトップ5にすら入らないかもしれない」

「彼は間違いなくワールドクラスのはずだ。本当に馬鹿げているとしか思えないほどの成績を残しているからね。特にそのゴール数は冗談かと思うくらいに多い。そして今では、パスとアシストの能力も手に入れた。なぜみんなが彼をワールドクラスの選手として扱わないのか、本当に不思議でならないよ」

ケインがワールドクラスとして評価されづらいのは、自身の出身国でプレイしているから。ディーニーはそのように分析している。プレミアリーグは間違いなく世界最高峰のリーグなのだが、確かに自身の故郷を離れて活躍している選手の方が評価される傾向にあるのは事実か。母国ファン以外の人の目に触れる機会が少ないというのは、大きな要因となっているのかもしれない。

イングランドで素晴らしい活躍を披露しているものの、なかなかその実績と比べて周囲からの評価が上がってこないケイン。現在は“超万能FW”としてさらなる覚醒を遂げようとしつつあるだけに、今後彼がもっと注目を浴びる日がやってくることを願うばかりだ。

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