リヴァプールが震えた“衝撃ボレー弾”から1年 南野拓実の成功は時間の問題[映像アリ]

ザルツブルク時代の南野 photo/Getty Images

適応できるのはあの時に証明された

今からちょうど1年前の10月2日の衝撃を覚えているだろうか。

リヴァプールの本拠地・アンフィールドで行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節にて、当時ザルツブルクでプレイしていた日本代表FW南野拓実が衝撃ボレー弾を突き刺した日だ。

リヴァプールが南野の獲得を決断したゲームとも言われるが、リヴァプール専門メディア『Liverpool.com』も1年前の衝撃は大きかったと振り返る。
派手なボレーシュートだけでなく、このゲームでは南野のプレス強度も見事だった。結果的にザルツブルクは3-4のスコアで負けているのだが、それでも南野の守備貢献度の高さもリヴァプールに好印象を与えたはずだ。

ライン間でボールを受ける技術に攻守の切り替えのスピードなど、ユルゲン・クロップ流のリヴァプールを魅了するには十分すぎる能力が南野にはあった。

リヴァプール加入後はやや適応に時間を要したが、同メディアも南野がリヴァプールに合っている選手だということはザルツブルクでのパフォーマンスから分かっていたとの考えだ。時間さえあれば、いずれはクロップ流で力を発揮できる選手だったのだ。

そして今季、南野の評価は予定通り上がってきている。当面はリーグ・カップなどで出番を得ていく形となるだろうが、上手くいけばロベルト・フィルミーノにプレッシャーをかけることが出来るはず。スタメン奪取の夢も捨てるべきではない。

今季もあと少しでチャンピオンズリーグの戦いがスタートする。グループステージでは南野にも出番が回ってくるだろう。そこで今度は赤いシャツを纏う戦士としてアンフィールドで華麗なるパフォーマンスを見せてほしい。


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