悩める“8000万ユーロDF” バイエルンの凄すぎるレフティー2人との差

バイエルンのエルナンデス photo/Getty Images

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ポジション奪取は簡単ではない

昨季のバイエルンは最終ラインでちょっとした改革が起きた。

怪我人が続出した影響もあるが、若いアルフォンソ・デイビスが左サイドバックとして大ブレイク。それまで左サイドバックを務めてきたダビド・アラバがセンターバックへ入ることになり、このコンバートが想像以上にフィットすることになった。

デイビスは1シーズンで世界トップレベルの左サイドバックとの評価を確立することになり、アラバでもデイビスから左サイドバックのポジションを奪うのは難しいだろう。アラバもセンターバックでフィットしており、バイエルンに残留するならば新シーズンもここに手を加える必要はない。
そんな中、難しい状況に置かれているのがフランス代表DFリュカ・エルナンデスだ。昨夏にエルナンデス獲得へバイエルンは8000万ユーロもの移籍金を投じたが、昨季は苦いシーズンを過ごすことになってしまった。

ただし、まだエルナンデスはポジション確保を諦めていない。エルナンデスはレフティーのため、左のセンターバックかサイドバックが本職となる。そのためにはアラバやデイビスからポジションを奪い返さなければならない。

仏『Telefoot』によると、エルナンデスに今すぐ退団する考えはない。しかし新シーズンもポジションを確保できない場合は、複雑な状況になると語っている。

「バイエルンを去る?Noだよ。僕はまだ4年の契約がある。今季の戦いに影響されるだろう。これが続くならば複雑なものになるし、状況を見ないとね」

エルナンデスはフランス代表の一員として2018ロシアワールドカップ制覇に貢献している実力者だが、バイエルンで8000万ユーロの価値を示せるか。

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