ブランクあってもやはり“イタリア最強CB” 36歳の輝きは今なお最高級だ

オランダ代表戦で復帰を果たしたキエッリーニ photo/Getty Images

オランダ代表戦で復帰

やはり、アッズーリの守備陣にはこの男が必要。そんなことを思わせる復帰戦だった。現地時間7日に行われたUEFAネーションズリーグのグループリーグ第2節・オランダ戦で、イタリア代表に頼もしい男が帰ってきている。怪我により、負傷離脱が続いていたDFジョルジョ・キエッリーニだ。

膝の前十字じん帯損傷してから約1年以上ぶりの代表復帰となったキエッリーニ。しかし、この36歳は久しぶりのナショナルマッチでも落ち着いたプレイぶりを披露。守備陣の中心に君臨し、チームの1-0での完封勝利に貢献した。

もう年齢的には大ベテランの域に足を踏み入れているはずだが、いまだにトップクラスのパフォーマンスを見せるキエッリーニ。そんな百戦錬磨の守備者を伊『calciomercato』も最大級の賛辞をもって称賛している。
「ジョルジョ・キエッリーニがイタリア代表に帰ってきた。このオランダ戦で彼は選手としてのレパートリーの全てを示し、未だ彼こそがイタリア最高のセンターバックであることを証明してみせた。キャラクター、ゲームの入り方、相手が息苦しくなるほどのマーキング、そして激しいデュエル。この36歳はいまだに主人公のままだ。今でもアッズーリに彼のポジションを脅かすような選手はいない」

怪我でのブランクを感じさせないキエッリーニのパフォーマンスには、地元メディアもかなり驚かされたようだ。何年経ってもイタリア代表における“守備の要”として最終ラインに君臨するベテランDF。はたして彼はいつまでアッズーリを牽引し続けることとなるのだろうか。イタリア代表におけるキエッリーニの旅はまだまだ続くこととなりそうだ。

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