スウェーデンサッカー史に残る名ストライカーといえば、セルティックやバルセロナで活躍したFWヘンリク・ラーションと、現在もミランでプレイするFWズラタン・イブラヒモビッチが思い浮かぶ。
ラーションはゴール前での動き出しも巧みで、ペナルティエリアでの得点力がずば抜けていた名手だ。
一方のイブラヒモビッチは190cmを超えるサイズを活かしたダイナミックなプレイを得意とし、パワーとテクニックの両方を備えている。
そんなラーションとイブラヒモビッチをMIXさせたような選手がいるとすれば、どうだろうか。
先日ノルウェー代表を指揮するラーシュ・ラーゲルベックは、現在のノルウェー代表を引っ張る20歳FWアーリング・ハーランドをリオネル・メッシ&クリスティアーノ・ロナウドと比較していた。
しかし『sky Sports』によると、比較はこれだけで終わらなかった。過去にスウェーデン代表を指揮した経験を持つラーゲルベックは、ハーランドをラーションやイブラヒモビッチとも重ねているのだ。
「比較するつもりはないが、彼は私が以前見てきたラーションとイブラヒモビッチを少しMIXした選手だ。ズラタンは常にゴールを欲していて、ラーションはもう少しチームプレイヤーで動きが多かった。ハーランドはそれを合わせたものだ。地に足をつけていれば、彼は高いレベルへ到達できる」
ハーランドは194cmと高さもあり、加えてゴール前での得点感覚も抜群だ。スピードも備えていて、イブラヒモビッチとラーションをMIXしたストライカーとの表現も納得か。
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