ルカクがマンU移籍の“本音”を吐露 「望んでいなかった」「あれで全てを疑った」

ユナイテッドでプレイしていたルカク photo/Getty Images

続きを見る

望まぬ決断

ロメル・ルカクがマンチェスター・ユナイテッドへの移籍について「本当は望んでいなかった」と明かした。『Manchester Evening News』によると、2017年の移籍は当時の代理人である故ミノ・ライオラ氏とジョゼ・モウリーニョ監督の説得によるものであり、本人の意志とは異なっていたという。

当時エヴァートンで87ゴールを挙げていたルカクは、7500万ポンドでユナイテッドへ加入。1年目は27ゴールを記録し好スタートを切ったものの、2年目は出場機会が減少し、わずか15ゴールにとどまった。最終的にはインテルへと売却され、プレミアリーグの舞台を離れることとなった。

「バカンスから戻ったら、突然ユナイテッドと合意していた。ミノに“俺はこれを望んでない”と言った。それで、今後は全て自分で決めることにした」とルカクは振り返っている。
その後インテルでゴール量産を再開したルカクは、64得点を記録したのちチェルシーへ“念願の復帰”。だが再び1年で放出され、インテル、ローマを経て現在はナポリに所属している。

さらに本人によれば、移籍に対する疑念はもっと以前からあったという。「2014年、エヴァートンと契約したが、本当はユヴェントスやヴォルフスブルク、アトレティコ・マドリードにも行けた。でもその話は消えた。契約の数字を見た時、“何かがおかしい”と感じて調べ始めた」

現在32歳のルカクは、2027年までナポリと契約を結んでいる。強豪を渡り歩くキャリアの裏で抱えていた苦悩が、ルカクの言葉からにじみ出ている。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.306 日本代表の本当の評価

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ