欧州、南米以外ではアジアが最も早くW杯を制する? 候補に挙がる3つの国「日本と韓国はW杯の常連であり、レベルも劇的に向上している」

日本の目標はW杯制覇にあるが…… photo/Getty Images

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アフリカ勢、北中米勢よりも評価は高い

2022年のワールドカップ・カタール大会ではアフリカ勢のモロッコ代表がベスト4に入るサプライズを見せたが、欧州と南米以外の国がワールドカップを制するのはいつになるだろうか。

ここまで欧州、南米以外の国がワールドカップを制した例はないが、英『The Guardian』は、アジアが初めての地域になるのではないかと大胆な予想を展開している。

まず来年はアメリカ、メキシコ、カナダの共同開催となる2026ワールドカップ北中米大会があり、この3カ国はホームアドバンテージを得ることになる。しかし、現段階で優勝を予感させる国は北中米に存在しない。また2026年大会からは出場国が48に増えているため、決勝トーナメントの試合が1つ増える。優勝するには8試合を勝ち切る必要があり、単純に考えればハードルは上がったと言える。来年はまだ欧州&南米が圧倒的に優位と言えるか。
まだ時間はかかるかもしれないが、その中でも同メディアはアジアが初と予想。候補に挙げられたのは3カ国で、日本、韓国、そしてサウジアラビアだ。

「日本と韓国はワールドカップの常連であり、レベルも劇的に向上している。サッカーへの投資、根深い情熱もあり、トップクラブで経験を積む選手も増えている。サウジアラビアの場合、2034年に開催国となる。サウジアラビアの莫大な資金力が代表にどのような影響を与えるかは分からないが、政治的な成功目標、圧倒的な資金力、国内リーグの向上が果たせれば、8年後の自国開催で僅かなチャンスが出てくるはずだ」

アフリカ勢も力はあるが、資金面や各国サッカー協会の汚職問題など不安定なところがあると評されている。安定的に強化していける体制を備えている国は多くないか。

日本代表もワールドカップ優勝を目標に掲げるのが当たり前となってきたが、日本がその扉を開くのか。もちろん2026年大会も日本が目指すは優勝だ。

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