ミラン、イブラの帰還を報告 事実上の契約延長発表?

イブラヒモビッチはミラン復活の立役者になるれか photo/Getty Images

ミランを本来あるべき場所へ戻すために

今夏の去就に注目が集まっている元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチだが、新シーズンも引き続きACミランでプレイすることとなりそうだ。

現在38歳のイブラヒモビッチは、今年1月に約7年半ぶりにミランへ復帰。2019-20シーズン後半戦では、リーグ戦18試合に出場して10ゴール5アシストを記録したほか、若手選手たちの良いお手本となり、下位に低迷していたチームをヨーロッパリーグ出場圏内となる6位へ導いて見せたのだ。

こういった活躍もあり、新シーズンのさらなる活躍に期待しているミラン・ファンも少なくないだろう。しかし、イブラヒモビッチとの契約は今夏までとなっている。いくつかの伊メディアが「1年間の契約延長オプションを行使することで合意に至った」と報じた一方で、イブラヒモビッチの代理人を務めるミーノ・ライオラ氏は「契約延長は行っていない」と否定。様々な情報が飛び交っている状況だ。
そんな中、ミランは30日に公式Twitterを通じて、イブラヒモビッチがクラブに帰還したことを報告。事実上の契約延長発表と言っていいだろう。複数の伊メディアも、翌31日に正式な契約を結び、チームに合流するとの見解を示している。

また、イブラヒモビッチ本人もクラブ公式Twitterのインタビューで「我が家へ帰りたかったよ。いつも言ってきたが、オレはマスコットになるためにここにいるのではない。結果をもたらすために、ミランを本来あるべき場所へ戻すためにここにいるんだ。素晴らしい6ヶ月間を過ごすことができたが、まだ何も手にしていない」とコメントした。

さらに「コンディションはいいよ。チームにはサポーターが必要だ。すぐにスタジアムでみんなに会えることを願っている。フォルツァ、ミラン」と述べたイブラヒモビッチ。新シーズンはチームにタイトルをもたらし、ミラン・ファンを喜ばせることができるのか。この衰え知らずの怪物は新シーズンも目が離せそうにない。

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