なぜプレミア屈指のMFが招集外に 24歳がイングランド代表から漏れた理由

アストン・ヴィラのグリーリッシュ photo/Getty Images

実力は一流だが……

イングランド代表は現地時間25日、9月の第一週に開催されるUEFAネーションズリーグの試合に向けた招集メンバーを発表した。マンチェスター・ユナイテッドのFWメイソン・グリーンウッド、マンチェスター・シティのMFフィル・フォデン、リーズ・ユナイテッドのMFカルバン・フィリップスといったニューフェイスも組み込まれた今回のスカッド。全体としてフレッシュなメンバーが揃っている。

しかし、その一方では選出有力と予想されながら招集外となった選手も。その代表格がアストン・ヴィラに所属するジャック・グリーリッシュだろう。類稀なるテクニックで局面を打開できる技巧派MF。招集はほぼ確実との声もあったが、ガレス・サウスゲイト監督はこの24歳をスカッドに含めない決断を下している。一体なぜ指揮官はこのテクニシャンを選ばなかったのだろうか。

その理由は彼のピッチ外における振る舞いにある。そう語るのはアストン・ヴィラのOBで、かつて現役時代のサウスゲイト監督と共闘した経験のあるリー・ヘンドリー氏だ。同氏は英『talkSPORT』に対して、グリーリッシュがイングランド代表に招集されなかった理由について考察。おそらく、指揮官はチーム内の輪を重視したのだろうと次のように語っている。

「今季のヴィラは決して良いシーズンを送ったとは言えないね。しかし、その中でもジャックは代表に選出されるべきと言えるほどのパフォーマンスを披露した。彼のゴール、創造性は素晴らしかったよ。ヴィラが最後のところでなんとか踏ん張れたのは、彼の活躍によるところが大きかったと感じるね」

「だけど結局、今回の代表にジャックが選ばれることはなかった。私はガレスがピッチ外の理由で彼を招集しなかったのではないかと思っているよ。COVID-19の感染が拡大している中で、ジャックは自覚の足りない行動をした。素晴らしい実力を持った選手だが、これが足を引っ張ったと私は思っているよ。ガレスにとっても印象は良くなかったはずだ」

3月下旬、外出制限が敷かれていた状況にもかかわらず、外出した上で自動車事故を起こしたグリーリッシュ。私生活での振る舞いに不安が残る彼を、サウスゲイト監督は信頼することができなかったか。いくら実力があろうとも、この技巧派MFはそれ以外の面で評価を落としてしまったのかもしれない。

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