今のバイエルンは“クラブ史上最強”なのか ハインケス軍団をも超える予感

CLベスト4へ駒を進めたバイエルン photo/Getty Images

見えてきた3冠の可能性

昨年11月、バイエルンは成績不振を理由に指揮官ニコ・コバチの解任を決断した。

11月最初のゲームでフランクフルトに1-5のスコアで敗れ、ニコ・コバチ体制の限界を感じたのだ。

チームの再建を託されたのはハンジ・フリックだが、このチョイスは大正解だった。

生まれ変わったバイエルンは怒涛の勢いで勝ち点を積み重ね、ブンデスリーガを制覇。DFBポカールも制し、チャンピオンズリーグでもベスト4まで勝ち上がってきている。

それも勝ち上がり方が異常だ。ベスト16ではチェルシーを2戦合計7-1、ベスト8ではバルセロナを8-2で粉砕。超ワンサイドゲームでベスト4まで駒を進めてきたのだ。

この勝ち上がりに、英『Daily Mail』はバイエルン史上最強のチームになったのではないかと評価する。

これまでクラブ史上最強のチームの1つと考えられていたのは、3冠を達成した2012-13シーズンのバイエルンだ。

ユップ・ハインケスが率いたチームは、アリエン・ロッベンとフランク・リベリを中心にパーフェクトなフットボールを展開。当時もチャンピオンズリーグ準決勝でバルセロナを2戦合計7-0で粉砕するなど、圧倒的な力で欧州の頂点に立っている。

現在フリックが指揮するチームは、そんな当時のハインケス・バイエルンと比較される領域まできている。若手とベテランが上手く融合しており、今の彼らは手がつけられない。

今季のチャンピオンズリーグではライプツィヒとリヨンがベスト4まで勝ち上がってくるなど、いくつかサプライズも起きている。しかし、バイエルンが負けるサプライズを想像するのは難しい。

準決勝ではユヴェントス、マンチェスター・シティを撃破してきたリヨンが相手だが、またまたバイエルンのワンサイドゲームになる可能性がある。今のバイエルンはクラブ史上最強なのか。何らかのラッキー要素がない限り、今のバイエルンを止めるのは難しいだろう。

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