さすがに“100億円超え”は高すぎる 天才MFに今夏ステップアップの道あるか

アストン・ヴィラのグリーリッシュ photo/Getty Images

「去年の夏なら……」

今季イングランド・プレミアリーグでその株を上げた選手の一人として、アストン・ヴィラのMFジャック・グリーリッシュは挙げることができるだろう。チームこそ降格圏とたった1ポイント差の17位という成績に終わったが、その中でもグリーリッシュは間違いなく強烈なインパクトを残した。

今季リーグ戦でグリーリッシュが記録した被ファウル数は驚異の「167」。同スタッツのランキングで2位に入ったクリスタル・パレスFWウィルフリード・ザハでも「120」だったことを考えると、相手チームがこの男をどれだけ警戒していたかは見て取れる。

そんなグリーリッシュには今夏ステップアップの噂が。現地メディアによると、アーセナルやトッテナムといったクラブが獲得に興味を示しているというのだ。上位クラブに移籍すれば周囲の選手もレベルが高いだけに、マークは分散する。そうなれば被ファウル数も減り、グリーリッシュはより自由にプレイできるようになるだろう。本人としても移籍は悪い選択肢ではないはずだ。

しかし、アストン・ヴィラはグリーリッシュの放出に消極的で、他クラブが彼を獲得するとなれば8000万ポンド(約111億円)にも及ぶ大金が必要になってくるとも。優秀な選手であることは間違いないが、はたしてそこまでの資金を投じる価値があるか。英『talkSPORT』によると、これにはトッテナムOBのジェイミー・オハーラ氏も次のように自身の意見を述べる。

「今季のグリーリッシュは素晴らしいシーズンを過ごしたね。獲得できればスパーズにとっても素晴らしい補強となるだろう。だが、トッテナムは去年の夏に彼を迎えるべきだったと感じるよ。そうすれば移籍金は遥かに安かっただろうからね」

「イングランド代表入りを目指すなら、グリーリッシュにはステップアップの時がきたと感じている。でも、さすがに8000万ポンドは高すぎるよ。彼のプレイは個人的に好きだけど、このままでは今の市場においてチャンスはないと思うね」

欲しい人材ではあるが、あまりにも獲得コストが高すぎる。おそらく、グリーリッシュ獲得を狙っている他のクラブも同じような気持ちを抱いているか。今季プレミアで素晴らしいパフォーマンスを披露した天才MFだが、クラブが姿勢をなんかさせない限りは2020-21シーズンもアストン・ヴィラでプレイすることとなりそうだ。

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