バルサでもプレイした“トルコの英雄”の転落人生 母国復帰は自らの決断だった

かつてバルセロナでプレイしたA・トゥラン photo/Getty Images

運命を分けることになってしまった母国復帰

元トルコ代表FWアルダ・トゥランが、母国復帰の経緯を明かした。はたしてこの決断は正解だったのか。

現在33歳のA・トゥランは母国の名門ガラタサライでプロとしてのキャリアをスタートさせると、2011年夏にアトレティコ・マドリードへ移籍。加入初年度からチームの主力として活躍すると、2年目からは10番を任されることになった。そして、2013-14シーズンにはチャンピオンズリーグ決勝進出とリーグ制覇へ導いて見せたのだ。

するとこういった活躍もあり、2015年夏に当時クラブ史上8番目となる高額移籍金でバルセロナへ移籍。大きな期待を背負って加入したが、リオネル・メッシらたくさんのスーパースターたちが集う新天地ではなかなか思うようなパフォーマンスを披露することができず。2018年1月に2年半契約でバシャクシェヒルへレンタル移籍し、6年半ぶりにトルコへ復帰することとなった。当時のことを『beIN SPORTS』のトルコ版で次のように語っている。

「バルセロナや世界でもっと身重要なチームであっても、僕は幸せを感じられなければとどまることはない。僕にとってはお金は大した問題じゃないよ。重要な存在ではないと感じ、退団を決めたんだ。僕はアトレティコの10番として、重要な選手としてバルセロナへ移籍した。そこで役割を手にすることができたが、バルベルデが来ると、私はここでは重要ではないと感じることになってしまったよ。そしてトルコへ行くことを決めた」

どうやら自らバルセロナを離れることを決断したようだ。ただ結果的に、この決断は“トルコの英雄”とも称されたA・トゥランのキャリアをさらに狂わせることになってしまう。母国で再起を図ったが、審判への暴力行為や暴言により長期の出場停止処分が科されたほか、プライベートでも問題を起こして有罪判決が言い渡されるなど、人生のどん底まで落ちてしまったのだ。

執行猶予がついたため収監されることはなかったが、今年1月に所バシャクシェヒルとの契約を解除。予定より早く本来の所属先であるバルセロナへ復帰したが、選手登録をされないまま今夏に契約を満了を迎え、先日フリーで古巣ガラタサライへ加入することが発表された。来季もトルコでプレイすることとなったが、母国復帰の選択が間違っていなかったことを証明するためにも、少しでも汚名を返上するためにも、新シーズンは結果を残したいところだ。

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