「私が最初にクラブへ進めたのは(クリスティアン・)プリシッチだった。ドルトムント下部組織にいた頃の彼を見て、私はこの若者が将来スーパースターになると確信したよ。だから何度も推薦したんだけど、私は北米担当のスカウトだったから聞き流されてしまったね」
「今ではバイエルンで活躍しているアルフォンソ・デイビスも獲得するように進言したよ。『この子を見てほしい』ではなく、『この子を獲得しろ』とまで言ったさ。非常に可能性を秘めていると思ったからね。でも、結局実現することはなかったよ」
今ではチェルシー攻撃陣に欠かせない存在となっているプリシッチと、今季バイエルン・ミュンヘンで大ブレイクを果たしたデイビスを勧めるも、マンUに拒否されたと振り返ったアルビアル氏。デイビスこそ頭角を現したのは左サイドバックだが、スカウト部門の人間は将来有望なアタッカーをしっかりとリサーチしていたようである。
この2人のうちどちらかでも獲得していれば、マンUは今頃サンチョ獲得のために莫大な移籍金を用意する必要もなかったか。結果論でしかないが、逃した魚は大きいと言えそうだ。
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