苦悩する天才が向かうべき場所は “思い出の地”で華麗なる復活を

今季はバイエルンにレンタルされていたコウチーニョ photo/Getty Images

懐かしのプレミアで再爆発だ

ここ数年の間にワールドクラスとしての評価を失ってしまったテクニシャンは、再びかつての輝きを取り戻すことができるのだろうか。2018年冬にリヴァプールを離れて以降、なかなか輝くことができていないブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョのことを母国の先輩も心配している。

大きな期待を背負って加入したバルセロナ、そして再起を図って昨夏に向かったバイエルン・ミュンヘンにおいて、いずれも本調子とはいかなかったコウチーニョ。復活が待たれる天才MFだが、リヴァプール時代に見せた輝きとは程遠い姿をなってしまっている。

そんな中、コウチーニョの救済プランをブラジルのレジェンドであるリバウド氏が提案。やはり同氏も各方面からの声と同様、このテクニシャンはかつて最高級のパフォーマンスを披露したプレミアリーグに戻るべきだと考えているようだ。英『THE Sun』が伝えている。
「コウチーニョのベストな選択肢は、彼がキャリアで最高の時間を過ごしたプレミアに戻ることかもしれない。リヴァプールで証明したように、彼のクオリティはそこでこそ最大限に発揮されると私は思っている。アーセナル、トッテナム、そしてレスターのようなクラブであればスタメンの座も勝ち取れるはずだ。復帰となれば、彼は最高の姿を再発見し、サッカー界におけるエリートとしての姿を再び示すことができると信じているよ」

先日は本人の口からも「プレミアに戻りたいという希望は隠さない」との発言が飛び出たが、はたしてコウチーニョは“思い出の地”でトップフォームを再発見することができるのだろうか。この男が本来の姿を取り戻せば、リバウド氏が言及したクラブにとってはこの上ない成功補強となることは間違いない。苦悩する天才が向かうべきは、やはり懐かしのプレミアリーグなのかもしれない。

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