エデルソンの“ゴールデングローブ賞”に待った 欠かせなかった名DFの存在

エデルソンらマンCの守備支えてきた男たち photo/Getty Images

1人だけで達成できた数字ではない

今季のプレミアリーグで最も多くのクリーンシート(無失点)を達成したGKは、マンチェスター・シティのエデルソン・モラレスだった。

エデルソンは合計17回のクリーンシートを達成しており、ゴールデングローブ賞を受賞。指揮官ジョゼップ・グアルディオラもエデルソンがその賞にふさわしいと絶賛していた。

しかし英『Manchester Evening News』はそれに待ったをかける。
もちろん同メディアもエデルソンの実力は認めているのだが、このゴールデングローブ賞はエデルソン1人の力で達成できたものではない。大きかったのは、DFアイメリック・ラポルテの存在だ。

エデルソンは計17回のクリーンシートを達成したものの、1月半ばの段階では僅か6回しか達成していなかった。

クリーンシートが急増したのは、1-0で勝利した1月21日のシェフィールド・ユナイテッド戦からだ。

なぜここから増えたかというと、ラポルテが長期離脱から戻ってきたからだ。ラポルテは昨年9月から負傷離脱が続いており、1月21日にようやく復帰。

そこからエデルソンはラポルテが先発したゲームで8回のクリーンシートを達成。ラポルテの復帰がエデルソンをゴールデングローブ賞に導いたのは間違いない。

今季マンCが前半戦で苦戦したのもラポルテが離脱したからで、ラポルテが抜けてからは最終ラインが混乱状態にあった。ラポルテがフルシーズンを戦うことができれば、エデルソンのクリーンシート数はもっと上がっていくのではないだろうか。

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