リーガ3回、CL4回、W杯も制覇 27歳で“ほぼ全て”を手にしたレアルの番人

レアルのヴァラン photo/Getty Images

タイトル獲得ペースが異常

リーグ再開後から怒涛の連勝を続け、3季ぶりのリーガ・エスパニョーラ制覇を果たしたレアル・マドリード。

これで再び注目が集まったのは、現サッカー界屈指のタイトルホルダーであるDFラファエル・ヴァランだ。

ヴァランは27歳のセンターバックだが、ここまでタイトルに恵まれすぎているキャリアを過ごしてきた。
リーガ制覇は3度目の経験となり、他にもスペイン国王杯、UEFAスーパーカップ3回、クラブワールドカップ4回、チャンピオンズリーグ4回、スペイン・スーパー杯2回、そしてフランス代表にて2018ロシアワールドカップと、27歳とは思えぬタイトルの多さだ。

特に今季のレアルは堅守が大きな武器となっており、センターバックのヴァランも大いに貢献した。もちろん前線や中盤の選手も頑張ったが、堅守を優勝の理由とするならばヴァランや相棒のセルヒオ・ラモスこそ優勝へ導いたヒーローと言っていいかもしれない。

ヴァランが今後もレアルでプレイを続けるならば、タイトルはもっと増えていくだろう。数年後には久保建英やマルティン・ウーデゴー、ヴィニシウス・ジュニオールら若手をまとめていくリーダーとして最終ラインに君臨するはずだ。

勝ち取っていないのはEUROのタイトルくらいで、これは来年にチャンスがやってくる。これも制覇してしまえば、ヴァランは28歳で全てを制した男になる。

ヴァランは引退するまでにいくつのタイトルを集めるのか。部屋に飾り切れないほどのトロフィー数になっているに違いない。

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