今夏の注目株となっているウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニの争奪戦に参戦するローマには、1つの大きな壁があるようだ。
現在33歳のカバーニは、2013年から長きにわたってパリ・サンジェルマンの攻撃を牽引。チームを6度のリーグ優勝へ導いたほか、2度のリーグ得点王に輝くなど 、多くのタイトルを手にしてきたが、今年6月をもって契約が満了を迎え、現在はフリーとなっている。
欧州屈指のストライカーだけに、世界中の多くのクラブがカバーニに興味を示している。そんな中、伊メディアなどによって、新たにローマへの移籍話が取り上げられた。どうやらこの噂は真実のようだ。カバーニや同選手の代理人ウォルター・フェルナンド・グリエルモネ氏と親しく、仲介人を務めるガストン・フェルナンデス氏が、この移籍について言及。ウルグアイ『ovacion』のインタビューで「カバーニには公式のオファーが届いている。ローマは私に、グリエルモネに正式なオファーを送るよう頼んできたよ」と明かした。
ただ、ローマがカバーニと最終的に契約を結ぶためには、1つだけ条件がある模様。それは、昨年末から度々報じられてきた『フリードキン・グループ』による買収を終結させることだという。フェルナンデス氏は「そのグループが最終的にローマを購入するのであれば、彼らはチームにエディンソンを望んでいる。すべてのことは、彼らがローマを購入するかどうかに依存しているんだ。交渉がうまく進んだとしてもね。名声のあるクラブを購入するのは容易ではない。検討すべき点はたくさんあるが、買収が成立した際の優先事項の一つは、カバーニと契約を結ぶことのようだよ」と話している。
はたして、カバーニのローマ加入はあるのだろうか。ローマの買収騒動を含めて、今後の動向にも注目だ。
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