ディバラなどボールさえ触れない!? マラドーナらとやり合ったDFが強烈主張

ユヴェントスのディバラ photo/Getty Images

現代のワールドクラスは2人だけ

昔のプレイヤーと現代のプレイヤーではどちらのレベルが上なのか。これはサッカーの世界に限らず、あらゆるところで起こる議論だ。

そんな中、現代のプレイヤーの中でワールドクラスはクリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシの2人だけであり、他の選手は普通とバッサリ切り捨てる人物がいる。

1980年代から1990年代にかけてイタリアのレッチェやトリノでプレイしたDFパスカル・ブルーノ氏である。
伊『La Repubblica』によると、今回ブルーノ氏が口撃したのはユヴェントスの10番を背負うFWパウロ・ディバラだ。

ディバラも高い能力を持つ選手で、アルゼンチンサッカー界の今後を背負って立つプレイヤーの1人と期待されている。しかしブルーノ氏は、かつてセリエAに集まっていた名アタッカーたちの方がディバラより遥かに上と考えている。

「我々の世代のフットボールは、今より明らかに優れている。これは間違いないね。私はマラドーナ、ファン・バステン、カレカらと顔を合わせてきたんだ。現在ワールドクラスなのはメッシとロナウドだけだ。他はノーマルだよ。ディバラをチャンピオンと言うなら、私は笑うね。彼は単なる良い選手というだけだ。私がいれば、彼はボールに触れることさえ出来ないだろうね」

かなり大胆な発言だが、ブルーノ氏はハードなプレイを売りにするDFだった。その激しいマークでディバラを抑え込めるとの自信があるのだろう。かつて世界最高のリーグと言われたセリエAを知るブルーノ氏の世代からすれば、今のセリエAは温いのか。

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