W杯に続いてEUROも制したい チェルシーでもがく33歳FWが描く夢

ロシアW杯制したジルー photo/Getty Images

1998W杯、EURO2000の再現を

最近のフランス代表ではFWアントワーヌ・グリーズマン、キリアン・ムバッペが主役となっているが、2018ロシアワールドカップの優勝に欠かせなかった大型FWオリヴィエ・ジルーのことも忘れてはならない。

33歳となっているジルーに関しては得点数が少ないとの批判もあるが、代表監督のディディエ・デシャンはターゲットマンとしてジルーに全幅の信頼を置いてきた。ワールドカップでもジルー、グリーズマン、ムバッペの前線トリオは鉄板だったのだ。

とはいえ、年齢的には次の世代へバトンを渡しても良い頃だ。フランス代表にもジルーをどこまで使い続けるのか迷いがあるはず。
それでも英『The Guardian』によると、ジルーは来年に延期されたEURO2020への参戦を諦めていない。

チェルシーとは2021年夏まで契約を延長したものの、出番を得られるかは分からない。苦しい状況なのは事実だが、それでも来年のEUROを目指しているのだ。

「時間は僕の味方ではない。もうすぐ34歳になる。だけど、僕の体はまだ数年間ベストなレベルでプレイする準備が出来ている。僕たちはワールドカップ王者になったし、1998年のフランス大会を制した先輩選手と同じくEUROを獲りたいんだ」

ジネディーヌ・ジダンらがいた1998年のフランス代表チームは自国開催のワールドカップを制し、勢いそのままに2年後のEURO2000も制した。ジルーもこれと同じパターンを狙っており、自身も主力としてEURO制覇へチャレンジする考えだ。

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