もはや映画のような“消毒ゲート”設置 トルコの名門で徹底コロナ対策が導入

選手やスタッフはこれを通ってスタジアムへ photo/ベシクタシュのTwitterより

手だけでなく体全体の消毒

新型コロナウイルスの影響で中断していた欧州各リーグも再開への準備を進めており、トルコのスュペル・リグでは6月12日の再開を目指す予定としている。

もちろん再開させるためには何らかの対策が必要となるのだが、驚きの取り組みを披露したのがトルコの名門・ベシクタシュだ。トレーニングする前にしっかりと消毒するため、スタジアムの入り口前に巨大なキャビネットが設置されているという。

選手やスタッフはマスクをつけた状態でそこを通る必要があり、20ほどある穴から消毒液が出るようだ。まるで映画の世界で見たような光景だが、手だけでなく体全体を消毒出来るなら理想的か。


英『Daily Mail』によると、これはトルコのソフトウェア会社によって開発されたようで、サッカーに限らず様々な場面で活躍できそうな設備ではある。多くの人が集まる場所では、検温やマスク着用に加えてこのゲートを通ることで予防になるかもしれない。

トルコのスュペル・リグは7月末までのリーグ終了を目指すとのことだが、安全を確保したうえで再開できるのか。また今季はチャンピオンズリーグ決勝の開催地がトルコのイスタンブールとなっているため、これに向けた準備も進めていく考えだという。

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