積極的な若手補強へ動いているレアル・マドリードは、現在ドルトムントFWアーリング・ハーランドとレンヌのMFエドゥアルド・カマビンガの獲得に意欲を燃やしていると言われている。
2人ともまだ10代のプレイヤーであり、実力も十分。獲得できれば大きな補強となるが、スペイン『MARCA』は少しの不安があるとも指摘する。
それは2人のプレイタイムだ。同メディアもハーランドとカマビンガのことを「現在地球上で最も人気の高いティーンエイジャー」と実力を認めているが、彼らは久保建英やレイニエル・ジェズス、ヴィニシウス・ジュニオールらとは訳が違う。
現在マジョルカにレンタル移籍している久保、レアル・ソシエダにレンタル移籍しているMFマルティン・ウーデゴーらは、まだ欧州トップリーグで実績を残していなかった。レンタル移籍も納得できる判断だが、ハーランドとカマビンガはすでに欧州五大リーグで実績を残している選手たちだ。
そのため、同メディアは2人のためにポジションを空ける必要があると主張している。バックアッパーの役割で2人を引き抜くのは難しいのではないかと考えているようで、現パリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペの二の舞を恐れているのだ。
ムバッペも過去にレアル移籍案が浮上したが、その時はまだカリム・ベンゼマ、ガレス・ベイル、クリスティアーノ・ロナウドのBBCが揃っていた。必然的にムバッペはベンチとなるため、これがムバッペに迷いを生んだのではないかと同メディアは考えている。
特にハーランドの方はドルトムントで十分な結果を残しているため、ベンゼマのバックアッパーとの役割には納得できないだろう。他の若手とは別枠で考える必要があるが、レアルは完成品へと近づいているハーランドとカマビンガを納得させられるだろうか。
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