第一印象は“駆け出しのラッパー”!? リヴァプールの名コンビ、出会いの記憶

今ではリヴァプールが披露する快進撃の立役者となったクロップ監督(左)とマネ(右)だが…… photo/Getty Images

今では良好な師弟関係も

初対面の人と会う際に第一印象はとても重要だ。ここでの印象が悪ければ、その人がどれほど優れた人格や実力を備えていても相手はそれを評価するのが難しくなってしまう。本来であれば気が合うはずだったのに、第一印象のせいで打ち解けるまで余計な遠回りを強いられてしまった。そんなを経験したことがある人は少なくないだろう。

どうやら、リヴァプールの師弟コンビも最初はそのような関係だったようだ。同クラブの指揮を執るユルゲン・クロップ監督が、セネガル代表FWサディオ・マネとの強烈な出会いを語っている。今ではリヴァプールで互いをリスペクトし合う仲の両者。しかし、クロップ監督がマネに対して抱いた第一印象はかなりマイナスなものだったようだ。英『Daily Mail』が伝えている。

「サディオと初めて会った時のことは今でも覚えているよ。私がまだドルトムントにいた頃のことだったね。若い男の子が座っていたんだけど、彼は金のラインが入った髪型に野球帽をかぶっていたんだ。まるで駆け出しのラッパーのようだったよ。正直、最初は『ああ、話す必要もないな』って思ったね。でも、私は間違っていた。彼はその後ザルツブルクで成功を掴み、サウサンプトンではチームの支配者になったんだ」
マネの第一印象を“駆け出しのラッパー”と表現したクロップ監督。当時、同監督の目にはこのセネガル人アタッカーがかなりのヤンチャ坊主に映ったようだ。なかなかに面白いエピソードと言えるだろう。

今では仲良し師弟となったクロップ監督とマネの間にも、かつては存在したという第一印象による距離感。新年度がスタートしたが、我々も第一印象でその人のキャラクターを決めつけてしまわないように注意したいところだ。

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