ファン・ダイク、ファビーニョ、南野拓実 リヴァプールを変える“ヒット補強”

リヴァプールの南野 photo/Getty Images

チームは確実に強化されてきた

昨季チャンピオンズリーグを制し、今季はプレミアリーグを独走。リヴァプールの成功には指揮官ユルゲン・クロップの存在も大きく影響しているが、2016年からチームのディレクターを務めるマイケル・エドワーズ氏の功績も大きい。

『Irish Mirror』がエドワーズ氏の補強実績を振り返っているが、こう見ると大ヒット補強続きだ。

1.ファビーニョ獲得

やや適応には時間がかかったが、ファビーニョは今やチームに欠かせぬ守備的MFとなった。プレミアの舞台でここまで実力を発揮してくれると予想していたサポーターがどれだけいたことだろう。

メインはアンカーだが、ファビーニョは緊急時にセンターバックも担当できる。この補強も大ヒットと言っていいだろう。

2.ファン・ダイクの獲得



フィリペ・コウチーニョをバルセロナに奪われたのは痛手だったが、その代わりにサウサンプトンからDFフィルジル・ファン・ダイクを補強。

移籍金は7500万ポンドとされているが、同メディアはこの2倍の価値はあると絶賛している。世界最高級センターバックの確保がチャンピオンズリーグ制覇に大きく影響したのは間違いない。

3.南野拓実の獲得



これも優れた仕事の1つに選ばれている。ザルツブルクでのパフォーマンスから注目を集めた南野に対し、リヴァプールの動きは実に素早かった。

最前線から2列目まで複数の役割をこなせる南野を契約解除金725万ポンドと安価で引き抜けたのは大きい。来季には大きな戦力となってくるはずだ。

4.フロント3の完成



ロベルト・フィルミーノは2015年夏よりチームでプレイしていたが、その翌年にサディオ・マネ、さらにその次の年にはモハメド・サラーと、リヴァプールは1年ごとに優秀なアタッカーを引き抜いてきた。

この3トップ完成が全てと言っていいほどで、クロップ体制の中心だ。


1度の補強ではなく、数年をかけた巧みな補強がリヴァプールを急激に強くした。南野もその優れた補強の1つと考えられているようで、サラーやファン・ダイクと同じように大ヒットとなることに期待したい。

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