新型コロナに関して吉田麻也が日本へ警鐘「冗談抜きで家にいた方が良い」

今冬に戦いの舞台をイタリアへ移し、サンプドリアでプレイする吉田 photo/Getty Images

「ステイ・ホーム!」

サンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也が、新型コロナウイルスに関して日本のファンへ警鐘を鳴らしている。

世界中で猛威を振るい、大きな問題となっている新型コロナウイルス。日本でも徐々に感染が拡大しており、28日に厚生労働省が公開した情報によると、国内感染者数は「1662名」となった。そして新型コロナウイルスの影響はサッカー界にも大きく及んでおり、Jリーグは先日、リーグ戦のさらなる延期を発表していた。

そんな中、世界で最も新型コロナウイルスによる死者が出てしまっているイタリアでプレイし、チームメイトにも多数の感染者が確認されてきた吉田が、29日に自身のInstagramやTwitterを更新。「ステイホーム」などのハッシュタグとともに「日本の皆さん、冗談抜きで家にいた方が良いです。感染拡大を食い止めるには一人一人の行いにかかっています」と綴ったのだ。さらに、一緒に投稿された動画内で次のようなコメントを残していた。
「みなさん、こんにちは。日本でも感染拡大が広がっているというニュースを目にしています。僕がイタリアにいて、もちろんイギリスも見ていて思うのは、やっぱり初期の段階で少しみんなが油断していたんじゃないかなというふうに思いました。というのは、やっぱり『中国で起こっていることだ』とか、『これはアジアの問題だ』っていうふうに捉えていて、日常生活を送っていたことによって、一気に感染が拡大してしまったなというふうに思っています」

「日本のみなさんももしかしたら心のどこかで、ちょっと頭の片隅で『ヨーロッパで広がっているね』とか、それぐらいに思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、本当に感染は一気に広がります。なので、できるだけ、極力必要時以外は自宅に待機されることが一番だと思います。感染の拡大を食い止めるのは、やっぱり僕たち一人一人の意思だと思うので、是非協力してみんなでこの危機を乗り越えましょう。ステイ・ホーム!」

日本でも各自治体が外出自粛要請を行うなど、新型コロナウイルスによる対応に追われている。できるだけ早くこのパンデミックが終息することを願うばかりだが、一人一人の責任を持った行動が日常生活を取り戻すために重要なこととなりそうだ。



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