A・アーノルドにハフェルツも選外 ヤングタレントで組むベスト11が超豪華

PSGで圧巻のパフォーマンスを披露し続けるムバッペ photo/Getty Images

サッカー界の未来を担う若手スターたち

近年のサッカー界では若い力が躍動する機会が増えた。ひと昔前ならばまだ10代や20歳のそこそこの選手は育成年代のイメージもあったが、ここのところはそういった世代の選手が次々とトップレベルで活躍している。

そんな若手たちの躍動を受けて、データサイト『WhoScored』は欧州5大リーグにおいて活躍している21歳以下(開幕時点)の選手でベストイレブンを作成。同サイトが今季与えた1試合平均評価点で各ポジョン最高値を記録しているヤングスターがズラリと名を連ねることとなっている。なお、GKのみリーグ戦で半分以上試合に出場している21歳以下の選手がいなかったため、23歳以下からのチョイスとなっている。

GK
プレドラグ・ライコビッチ(スタッド・ランス/24歳/7.01)
DF
アクラフ・ハキミ(ドルトムト/21歳/7.36)
ダン・アクセル・ザガドゥ(ドルトムント/20歳/7.10)
ダヨ・ウパメカノ(RBライプツィヒ/21歳/7.23)
アルフォンソ・デイビス(バイエルン・ミュンヘン/19歳/7.54)

MF
クリストファー・エンクンク(RBライプツィヒ/22歳/7.52)
マルティン・ウーデゴー(レアル・ソシエダ/21歳/7.29)
ジェイドン・サンチョ(ドルトムント/20歳/7.90)
マーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド/22歳/7.34)

FW
キリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン/21歳/8.14)
アーリング・ハーランド (ドルトムント/19歳/7.75)

右SBにはA・アーノルドではなくハキミが選出された photo/Getty Images

まずはGK。このポジションには開幕時点で23歳だったスタッド・ランスのプレドラグ・ライコビッチが選出された。今季同選手がリーグ・アンで記録しているクリーンシート数(12回)、PKセーブ数(4本)はいずれもリーグトップ。厳密に言えば年齢はオーバーしているが文句なしの選出と言えるだろう。

次に最終ラインだ。こちらは全てがブンデスリーガ勢からの選出という結果に。なかでも両サイドバックは今やドイツの二大巨頭でそれぞれ必要不可欠な存在となっており、攻守両面で存在感は絶大だ。今後彼らはサッカー界を代表するSBに成長していくことになるか。

中盤セントラルはRBライプツィヒのクリストファー・エンクンクとレアル・ソシエダのマルティン・ウーデゴー。いずれもサッカー界の未来を担うであろうチャンスメイカーだ。サイドハーフはそれぞれFWとも言える選手だが、マンチェスター・ユナイテッドのマーカス・ラッシュフォードとジェイドン・サンチョが選出。もはやこのあたりは選出が当然とも言える有能ヤングスターだ。

最後は2トップ。こちらはパリ・サンジェルマンのキリアン・ムバッペにドルトムントのアーリング・ハーランドとなっている。年齢制限などなくてもベストイレブンに入れるほどの逸材と言っても過言ではない2人。順当すぎて面白味には欠けるかもしれないが、それほどまでに圧倒的なパフォーマンスを披露している。彼らの牙城を崩す同年代は今後現れるか。

こうしてみると、11人中7人がドイツ・ブンデスリーガからの選出となっているのが見て取れる。かねてより才能ある若手の宝庫だった同リーグだが、今でもその傾向は続いているか。ヤングスターを積極起用するお国柄というのも関係しているのだろう。

一方で選出されなかった選手も豪華。なんとリヴァプールのDFトレント・アレクサンダー・アーノルドやレヴァークーゼンのMFカイ・ハフェルツ、FWラウタロ・マルティネスらが今回のメンバーから漏れている。この事実からもいかに現在のサッカー界に有能な若手があふれているかがわかるだろう。各クラブの未来を担う多くの若手タレント。今後も彼らの成長からは目が離せない。

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