勝率を14%も上げるカンテ2世への称賛 中盤の“鉄壁ガーディアン” 

レスターのエンディディ photo/Getty Images

187cmの大型MFの評価は上がり続ける

守備的MFがチームの勝率を大きく変えてしまう。近年はそんなチームも増えてきている。

レスター・シティは特に分かりやすいチームだ。奇跡のプレミアリーグ制覇を果たした2015-16シーズンは、MFエンゴロ・カンテが中盤の底に君臨。カンテ抜きでレスターの優勝はあり得ないことだった。

今のチームもそうだ。今季レスターはリーグ戦でトップ4の座を守り続けてきたが、今はナイジェリア代表の23歳MFウィルフリード・エンディディがいる。この187cmの大型守備的MFの存在がレスターには欠かせないのだ。
地元紙『Leicester Mercury』は、エンディディのことを「最終ライン前のパーフェクト・ガーディアン」と表現する。最終ラインの前をエンディディが完璧に守っており、その働きぶりからカンテ2世と言っても問題ないだろう。

その貢献度は数字にも表れている。2017年冬に加入したエンディディはここまで130試合に出場しているが、エンディディが出場した130試合は勝率45%、敗戦率は34%、1試合平均失点数は1.2点だ。

一方で欠場した52試合では勝率が29%まで落ち、敗戦率は40%まで上昇。1試合平均失点数は1.5点と増えている。数字で見てもエンディディが重要な存在であることが分かる。

エンディディはベルギーのヘンクから獲得した選手で、やはりレスターの目利きは優れている。カンテに続いて再び守備的MFの補強で大ヒットを飛ばしたのだ。エンディディもワールドクラスの守備的MFと言っていいはずで、レスター好調の陰には必ず名守備的MFがいる。

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