「誰も真剣に受け止めなかった」 インテルDFが語るコロナ感染拡大の恐怖

インテルのアサモア photo/Getty Images

誰も予想しない速度で広がった

イタリアで猛威を振るう新型コロナウイルスについて、セリエAでプレイする選手たちはどう受け止めているのだろうか。

セリエAではユヴェントスDFダニエレ・ルガーニ、FWパウロ・ディバラ、サンプドリアFWマノロ・ガッビアディーニが陽性と診断されるなど、選手の間にも感染者が出ている状況だ。

伊『Calciomercato』によると、インテルのDFクワドゥ・アサモアもここまで酷いことになるとは予想していなかったと語る。当初は中国で猛威を振るっていた新型コロナウイルスが、欧州でも爆発的に広がると想像していた人は多くなかったのかもしれない。
「今のイタリアの状況は良くない。僕は元気だが、街は非常に悪い。今の僕たちはどこへ行くこともできない。トレーニングは全てキャンセルとなり、ミラノは全てが閉まっている。簡単ではないよ。当初の僕たちは真剣に受け止めなかった。人々は普通の生活をしていて、だからウイルスが急速に広がることになったんだ」

当初は大騒ぎするほどのことではないと楽観視していた人も多かったはずで、初動が遅れてしまった部分はあるのかもしれない。サッカーをはじめとするスポーツ界にも大きな影響が出ており、当初の想像を遥かに超える深刻な事態となってしまった。

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