マンUの5200万ポンドMFが過ごした1年半 恩人キャリックの下で伸びる才能

マンUのフレッジ photo/Getty Images

徐々にプレミアのレベルに適応

大失敗の補強かと思われた時期もあったが、マンチェスター・ユナイテッドの中盤ではMFフレッジが存在感を増している。

フレッジは2018年夏にシャフタール・ドネツクからマンUに加わった選手だが、プレミアリーグへの適応に苦戦した。攻守両面で物足りなさがあり、マンUが獲得に費やした移籍金5200万ポンドほどの価値はないと批判されたのだ。

あれから1年半。チーム状態は万全とは言い難いが、フレッジは徐々に能力を発揮している。昨年10月6日のニューカッスル戦からはリーグ戦でも先発出場を継続しており、そのほとんどがフル出場だ。
英『METRO』によると、フレッジはチームのコーチを務めるマイケル・キャリックの存在が大きかったと語る。キャリックと二人三脚でポジショニングなどを修正し、プレミアで戦えるMFへと成長したのだ。

「キャリックは来る日も来る日も助けてくれた。僕たちは常に話をするし、彼は僕のポジショニングなどを伸ばそうとしている。彼はプレミアリーグのフットボールに適応するうえで重要な人物だ。僕が落ち着けるよう手助けしてくれたし、時折1対1でトレーニングもする。このクラブで彼は僕に大きな影響を与えているんだ」

プレミアリーグでは中盤の潰し合いも激しく、相手のプレスも素早い。そうしたテンポに慣れる必要があり、当初はフレッジもパスミスやコントロールミスが目立っていた。

今では重要な存在となってきており、5200万ポンドの価値があると証明するシーズンになっていると言ってもいいだろう。

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