“ガラスの天才”が南野の強烈ライバル リヴァプールで覚醒する実力派MF

リヴァプールのチェンバレン photo/Getty Images

得点を奪える選手へ

モハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノの3トップも脅威だが、今季のリヴァプールでは怪我から戻ってきた男が着実に結果を残している。

ガラスの天才と呼ばれることもあったMFアレックス・オックスレイド・チェンバレンだ。昨季はシーズンの大半を怪我の治療に費やしたが、今季は序盤からチームに貢献。ここまで全てのコンペティションを合わせて7得点を記録している。

英『Daily Mirror』によると、この数字はチェンバレンにとってはキャリアハイだ。2部でプレイしていたサウサンプトン時代にはリーグ戦だけで9点奪ったシーズンもあるが、プレミアリーグでプレイするようになってからは今季が最多だ。
これまでもチェンバレンはテクニックこそ高い評価を得てきたが、得点力の低いMFと捉えられてきた。今季はそれを覆そうとしており、チェンバレンにとっては大きなシーズンになっていると言える。ウイングとインサイドハーフの両方をこなせることも強みで、南野拓実にとっては強烈なライバルの1人だ。

もっとも、チェンバレン自身はまだ得点数に納得していない。もっと得点数を増やせるとの考えで、さらなる進化を目指している。

「正直、もっとやる必要があると感じている。今季は僕にとって最多得点のシーズンだ。だけど、まだ十分ではない。より得点を奪うためのベースがあるし、もっと奪う必要がある」

得点が欲しい時にチェンバレンは貴重な人材となり、足下の技術もサラーやマネに負けないレベルにある。怪我の多さが難点だったが、26歳を迎えたチェンバレンはもう一段上のレベルへ進もうとしているようだ。

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