史上最高額GKが“ワースト補強”!? カリウス、ブラーボらと同じリストに

チェルシーのアリサバラガ photo/Getty Images

英メディアの評価は厳しく

GKの世界は厳しい。89分にわたって好パフォーマンスを披露したとしても、試合終了間際に決勝点を奪われると評価は一変してしまう。無失点で終えれば英雄、失点があれば何かが足りないと言われてしまうのがGKの辛いところだ。

そんなGK界の中でも、今厳しい視線を向けられているのがチェルシーのケパ・アリサバラガだ。

アリサバラガの場合はここ最近のパフォーマンスに加え、2018年夏にGK史上最高額となる7200万ポンドもの移籍金でチェルシーに加入したことが大きい。自ずと7200万ポンド分の働きを求められることになり、少しでもミスがあれば批判が飛んでくる。
英『90min』は「GKのワースト補強8選」なる残酷な特集を組んでいるが、そこでもアリサバラガの名前が挙げられている。今季のチェルシーは終盤に失点して逃げ切りに失敗するケースが目立っており、それもアリサバラガの印象を悪くしているのだろう。何かを変えない限りは失敗として評価されると同メディアも手厳しい。

またアリサバラガの場合は186cmとあまり背が高い方ではない。これも世界トップクラスのGKと評価すべきか意見が割れるポイントで、世界レベルで考えると決して背は高くない。サイズを補うだけの反応速度が求められる。

他には2016年に初のイタリア挑戦に踏み切り、トリノへ移籍したジョー・ハート、マルセイユでの評価は高かったのにクリスタル・パレスではインパクトを残せなかったスティーヴ・マンダンダ、マンチェスター・シティでジョゼップ・グアルディオラの要求に応えられなかったクラウディオ・ブラーボ、リヴァプールでどこか凡ミスの多いGKとのレッテルを貼られたロリス・カリウスなどがリストアップされている。

GK史上最高額の選手がこのリストに入っているのは寂しいものがあり、アリサバラガとしては後半戦に評価を取り戻したい。厳しい世界だが、地道にクリーンシートを増やしていくしかないのだろう。

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