リーグ戦23試合を消化しても未だに無敗。プレミアリーグで首位を走るリヴァプールには、2003-04シーズンにアーセナルが達成して以来となる無敗優勝の可能性も見えてきている。
とはいえ、まだまだ難しいゲームは残っている。リヴァプールにとって危険なゲームはどれなのか。今後のスケジュールから、英『90min』が注目すべきカードをいくつかリストアップしている。
1.VSワトフォード(2/29)
ワトフォードは現時点で19位に沈んでおり、実力的にリヴァプールの敵ではない。しかし、前回対戦はやや不気味だった。12月に行われたゲームでリヴァプールは2-0の勝利を収めているが、ワトフォードにも得点を奪うチャンスがあった。次回はワトフォードのホームで戦うことになり、同メディアはリヴァプールが苦戦する可能性もあると見ているようだ。
2.VSエヴァートン(3/16)
こちらも順位表に差はあるが、これはダービーマッチだ。イングランド屈指の激しいバトルとなるこのカードでは、何が起こるか予想不可能だ。しかも次回はエヴァートンでのホームゲームで、リヴァプールはリーグ戦におけるアウェイでのマージーサイド・ダービーには2016年以来勝っていない。その時もFWサディオ・マネが後半アディショナルタイムに決めたゴールでの勝利となっており、楽なゲームとはならないだろう。
現在エヴァートンを指揮するカルロ・アンチェロッティはナポリを指揮していた際にチャンピオンズリーグでリヴァプールを巧みに封じこんでいる。こちらも不気味な要素となる。
3.VSクリスタル・パレス(3/21)
このゲームはアンフィールドで行われるため、圧倒的にリヴァプール優位だ。しかし、クリスタル・パレスはアンフィールドの地で白星をもぎ取った最後のチームでもある。2017年の4月にアンフィールドで2-1の勝利を収めており、油断は禁物だ。
4.VSマンチェスター・シティ(4/4)
これは単純にどちらが勝ってもおかしくない現プレミア最強カードだ。しかも今回はマンCの本拠地に乗り込むことになっており、シーズンで最もハードなカードと言ってもいい。無敗がストップする可能性も高いと言える。ここが正念場だ。
5.VSアーセナル(5/2)
ここまで無敗を維持していればお見事で、残りはこのアーセナル戦を含め3試合となる。おそらくこの頃にはリヴァプールの優勝が決まっているだろうが、アーセナルとしては自分たちが打ち立てた2003-04シーズンの記録に並ばれるわけにはいかない。順位は関係なく、意地で無敗優勝を止めにくるはずだ。
6.VSチェルシー(5/9)
難しいカードはまだ続く。リヴァプールにとってシーズン終盤のチェルシー戦はあまり良い思い出がない。スティーブン・ジェラードのスリップ事件が最も印象的だが、再び何らかのアクシデントが起こるかもしれない。
チェルシーに勝利すれば、ラストはアウェイでのニューカッスル戦のみ。上記の6カードを負けなしで切り抜ければ伝説が見えてくるが、リヴァプールに黒星をつけるチームは出てくるか。
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