ただ1人クリーンシート率“50%”を超えるGK スーパーマンと絶賛されるのは

アトレティコのオブラク photo/Getty Images

25回もクリーンシートを記録

現世界最高のGKは誰なのか。2019年より新設されたGK版バロンドールと言える「ヤシン・トロフィー」はリヴァプールのアリソン・ベッカーが受賞したが、これだけでアリソンをNo.1と断言するのは難しい。

全コンペティションでのクリーンシート数を見ると、2019年のアリソンは今年39試合で17回のクリーンシートを達成している。これも見事な数字だが、アリソン以上のクリーンシート数を達成した者が欧州五大リーグで4人いる。

インテルのサミール・ハンダノビッチ(18回)、マンチェスター・シティのエデルソン・モラレス(21回)、バルセロナのマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン(22回)、そしてNo.1はアトレティコ・マドリードの守護神ヤン・オブラク(25回)だ。
スペイン『as』はオブラクを「アトレティコのスーパーマン」と評しているが、オブラクは今年46試合で25回のクリーンシートを達成している。クリーンシート達成率は驚異の54.3%で、いかにオブラクからゴールを奪うのが難しいかを示している。

もちろんクリーンシートはGKだけの功績ではなく、守備陣全体で達成するものだ。とはいえ、今回挙げた5人のうちクリーンシート率が50%を超えているのはオブラクだけだ。これは絶賛されるべき数字だろう。

テア・シュテーゲンやアリソンに比べて話題になる機会は多くなかったが、オブラクこそ現世界最高のGKと言っても大袈裟ではないだろう。

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