アーセナルに現れた“5人のヤングスター” 2019年最もすごかった若手は誰だ[映像アリ]

アーセナルのマルティネッリ  photo/Getty Images

2019年最大の収穫

2019年のアーセナルは全体的に寂しい結果に終わったかもしれない。今季途中には指揮官ウナイ・エメリも解任となり、新指揮官ミケル・アルテタも経験は浅い。不安に包まれた2019年の終わりと言えよう。

しかし、今年はポジティブな要素もあった。若手選手たちの奮闘だ。エメリが積極的に起用した若手選手たちが想像以上のパフォーマンスを披露し、2019年は未来へ種をまく1年になったと言ってもいい。

アーセナル公式は「2019年に最も印象的だった若手選手は誰?」とサポーターに問いかけているのだが、候補に挙げられたのは中盤で躍動した20歳のMFマッテオ・グエンドウジ、ドリブルでボールを運べるだけの技術を持つ20歳のMFジョー・ウィロック、18歳ながら高い得点能力を発揮するFWガブリエウ・マルティネッリ、ホッフェンハイムへのレンタル移籍から戻ってきた20歳FWリース・ネルソン、仕掛ける力と得点力を併せ持つ18歳FWブカヨ・サカの5人だ。
最もフル稼働した選手ならばグエンドウジで間違いない。2018年夏にロリアンから加わったグエンドウジは、エメリ政権で絶対的な存在となった。中盤の最重要プレイヤーと言っても大袈裟ではない時期もあり、2018-19シーズンは48試合に出場。今季もここまで22試合に出場している。

ただ、サポーターの1番人気はマルティネッリのようだ。SNS上ではマルティネッリを評価する声が多く挙がっており、今夏ブラジルのイトゥアーノからやってきた新星ストライカーの得点力に衝撃を受けたのだろう。

「間違いなくマルティネッリ」

「2019年全体ならばグエンドウジでは?」

「マルティナルド、マルティンジーニョだ」

「10000%マルティネッリ」

マルティネッリは今季全てのコンペティションを合わせると17試合で8得点を記録しており、その得点力はトップレベルでも十分に通用する。サカ、ウィロックも楽しみな逸材で、彼らを発見できたことは2019年の大きな収穫と言えるのではないか。



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