リヴァプール不動の左SBも南野拓実の活躍に期待 「素晴らしい選手になる」

今冬のリヴァプール加入が発表された南野 photo/Getty Images

「僕らに問題を引き起こさせた」

19日にリヴァプールへの完全移籍による今冬加入が発表されたザルツブルクの日本代表MF南野拓実。かねてより現地メディアによって報道はされていたが、クラブから正式発表されたことにより日本のファンも興奮していることだろう。

そんな南野に対して、さっそく言及したリヴァプールの選手がいる。同クラブで不動の左サイドバックを務めるスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンだ。英『Liverpool Echo』のインタビューに応じた同選手は来年1月から同僚となるこのサムライについて、過去2回の対戦の印象などを交えて次のように語った。

「あの試合(CLグループリーグ第2節)でザルツブルクを完全にストップさせることは難しかったね。その中でも、ミナミノは彼らの中心人物だと思ったよ。彼はアンフィールドにおいて、僕らに問題を引き起こさせたんだ。3-0になってから、ミナミノはゲームを指揮し始めた。それからほんの少しで、彼はゴールとアシストを決めてしまった。だから監督は彼を見て、『この選手は誰だ?』って思ったのかもしれないね」
「対戦した2回の試合で、両方とも彼は素晴らしかったよ。それ以外でプレイを目にする機会はなかったけどね。それでも彼は僕らが歓迎する仲間だし、素晴らしい選手になると確信しているよ。1月に合流するのを楽しみにしている。このチームに高いクオリティを付与してくれるだろうね」

ロバートソンも南野の活躍には期待しているようだ。現時点でのチームメイトからの印象は悪くないと言えるだろう。とはいえ、同僚から真に認められるにはチームに合流してから結果を残すほかない。現在プレミアリーグを独走する“最強軍団”に殴り込みをかける1人のサムライ。ロバートソンの最後の言葉から「だろう」の取れる日がやって来ることを日本のファンは期待している。

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