世界トップ5に入る名GK クリーンシート“100回”超えの名手が目指すタイトル

インテルのハンダノビッチ photo/Getty Images

2000年代のセリエAを代表する名手

リヴァプールのアリソン・ベッカー、マンチェスター・シティのエデルソン・モラレス、バルセロナのマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン。彼らは現在のサッカー界でもトップレベルのGKと評価される実力者たちだ。

彼らは何かと話題になるが、セリエAを代表する名手も忘れてはならない。かつてカリアリなどでプレイしたGKマリオ・イェルポ氏が称えたのは、2012年よりインテルのゴールを守るサミール・ハンダノビッチだ。

ハンダノビッチはインテルでクリーンシート数100回超えを記録しており、ウディネーゼ時代を含め2000年代のセリエAを代表する名GKの1人と言っていい。伊『Calciomercato』によると、イェルポ氏も世界トップ5には入ると絶賛する。
「ハンダノビッチは100回以上のクリーンシートがある。彼は過小評価されているGKで、おそらくその理由は彼が近年のインテルで多くのものを勝ち取っていないからだろう。世界トップ5には入るよ。GKとして彼が大好きなんだ」

確かにハンダノビッチは優れたGKだが、セリエAのタイトルを獲得したことはない。タイトルに恵まれぬ名手と言ってもいいだろう。

またテア・シュテーゲンやエデルソンに比べて足下の技術がすこぶる高いわけではない。それも現代で注目を集めにくい理由なのかもしれない。それでもシュートストップの部分は間違いなく世界トップクラスだ。

今季インテルは好調を維持しており、スクデットを狙うことも可能な位置にいる。35歳のハンダノビッチもリーグタイトルを掲げ、改めて自身が世界トップレベルのGKであることを証明したいところだ。

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