ドイツでも本命じゃない フランス、ポルトガル揃うEURO2020死の組最強は

死の組に入ったドイツ photo/Getty Images

ドイツ代表MFの見解は

EURO2020本大会のグループステージで最も注目されるのが、グループFだ。ここにはロシアワールドカップ王者のフランス代表、EURO2016王者ポルトガル代表、さらに強豪のドイツ代表が入っている。まさに死の組との表現がふさわしい。

EUROではグループ上位2チームに加え、3位の成績上位4チームが決勝トーナメントへ進出することになる。前回大会を制したポルトガルもグループを3位で通過しており、決勝トーナメント進出へのハードルはそれほど高くない。

ただ、2位以内に入っておくのがベストなことに変わりはない。問題は、どこが2位以内に入るかだ。独『T-Online』によると、バイエルンでプレイするドイツ代表MFレオン・ゴレツカは自分たちがグループ突破の本命ではないと謙虚な分析をしている。
「僕たちは世界王者、欧州王者と同組となり、いかに難しいかを理解している。自分たちがグループの本命とは見ていないよ。それでも先へ進みたい。問題はない。あるのは大きなチャレンジのみだ」

ドイツは初戦でフランス、第2戦でポルトガルと戦うことになっており、ここでの連敗だけは避けたい。最近の戦いだけで判断するならば、ロシアワールドカップを制したフランス、ネーションズリーグを制したポルトガルが一枚上手のようにも思える。ドイツはEURO2020で完全復活を印象付けたいところだが、王者たちを撃破できるだろうか。

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