「FIFAで遊ぶより勉強」 文武両道の“カンテ2世”はピッチ外でも休まない

レスターの中盤に欠かせない存在となっているエンディディ photo/Getty Images

夢はなんと“学校創設”

現在プレミアリーグで2位につける絶好調レスター・シティの中盤で輝くナイジェリア代表MFウィルフレッド・エンディディ。同選手は今季ここまでタックル数(60回)とインターセプト数(30回)でリーグトップの数字を叩き出している。そんなプレミア最高クラスの潰し屋が少し意外な一面を明かした。

無尽蔵のスタミナでピッチ上のあらゆるところに顔を出し、次々とボールをかっさらっていくエンディディ。そんな彼はピッチ外でも休まないようだ。なんとオフの日は余った時間を勉強に当てているという。

「暇があるからね。座ってFIFAをプレイするより、学校へ勉強しに行った方が良いよ。12,13歳の時はサッカーをするために家を出たけど、勉強は続けていたんだ。大人になっても学び続けたいと常に思っていたね。最近は教授とマンツーマンでプレゼンの試験をしたよ。デ・モントフォート大学はいつも僕を助けてくれるんだ」

英『Daily Mail』によると、エンディディはビジネスと観光の学位取得を目指しているという。では、なぜ彼はここまで多忙な生活を送っているのか。その理由は自身の野望や過去の約束などがあるからだという。

「僕は(母国に)学校を作るという野望を持っているんだ。カタールの『アスパイア・アカデミー』のようなね。ナイジェリアの一部の選手はサッカーだけをやりたがり、学校に行くことを忘れている。でも、両方を続けたいのなら、どちらかで結果を残すしかないんだ。僕はずっとサッカーをしたかった。今のようにね。でも、父親は学校に行って欲しいと望んでいたから、ものすごいプレッシャーをかけてきたよ。彼は僕がU-17代表チームでプレイしているのをテレビで観るまで、僕の言っていることに確信が持てなかったみたいだ。ナイジェリアは人口が多くて、サッカー選手として名を揚げるのは難しいからね。でも、僕はそれを実現したいと父に話したんだ。サッカーで成功しなくても浮浪者にはならない。学位を取得して仕事に就くと説得したよ」

ナイジェリアでは勉強とスポーツ、どちらも続けることは非常に困難なことのようだ。それをやってのけ、さらには後輩達のために文武両道を目指しやすい教育機関の創設まで目論むエンディディ。23歳ながら立派すぎる考えだ。レスターの中盤を支えるこの若者は母国の未来までもを見据えている。

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