現在、世界のサッカー界にはすでにその実力を存分に発揮しているティーンエイジャーが何人も存在する。レアル・マドリードのロドリゴ・ゴエス(18)、アーセナルのFWガブリエル・マルティネッリ(18)、ドルトムントのFWジェイドン・サンチョ(19)、アトレティコ・マドリードのジョアン・フェリックス(19)……。やはり多くの人が最初に思いつくのは、彼らのような欧州リーグで実力を発揮している選手だろう。しかし、有能な若手は何も欧州クラブのみに在籍しているわけではない。
伊『calciomercato』が注目しているのは、MLSのロサンゼルスFCに所属しているFWブライアン・ロドリゲスだ。彼は19歳ながらすでにウルグアイA代表で3ゴールを挙げている期待の新星。 巧みなボールタッチと南米出身選手らしい独特なリズムで、サイドを切り裂くウインガーだ。同メディアはこの若者を「真の天才」、「右サイドの悪魔」と呼ぶ。
そんな南米の逸材が、満を辞して冬に欧州へ殴り込みをかける可能性があるという。同メディアによると、ロドリゲスを狙っているのはローマ、ブレシア、フィオレンティーナ、トリノ、サンプドリアのイタリア5クラブだ。ロドリゲス本人も次なる目的地としてイタリアを希望しているとのことだが、はたしてこの若き才能はどのクラブを新天地に選ぶのか。現在はウルグアイサッカーに強力なコネを持つマッシモ・チェッリーノ会長を擁するブレシアが争奪戦を一歩リードしているとも。
MLSで輝きを放つ「右サイドの悪魔」。もしかすると数年後、このウルグアイ代表FWは世代をリードする存在となっているかもしれない。
●最新情報をtwitterで見よう!
twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/