“奇跡の優勝”の中心選手がレスターに不満爆発 「めちゃくちゃムカついた」

古巣レスターに対して不満を爆発させたマフレズ photo/Getty Images

「プレミア最高の選手だったのに……」

“奇跡の優勝”の立役者が過去の移籍破談に関して古巣へ怒りを露わにしている。マンチェスター・シティに所属するアルジェリア代表FWリヤド・マフレズが古巣レスター・シティにむけて辛辣な言葉をぶつけた。

マフレズはレスター在籍時の2015-16シーズンにクラブ史上初のプレミアリーグ優勝に貢献し、同年のイングランドサッカー選手協会(PFA)が選ぶベストイレブンと最優秀選手賞を獲得。この活躍を受け、シーズン終了後のオフには移籍報道が加熱したが、最終的にはその後もレスターで2シーズンを過ごすことに。だが、その残留という選択は同選手にとって臨んだものではなかったようだ。マフレズは2016年時点で移籍することができていれば、なかなか出場機会を得られない今のような状況には陥っていなかったはずと、仏『France Football』に対して次のように語っている。

「タイトルを獲得した後すぐにトップチームへ移籍していたら、今のようにはなっていなかっただろう。僕が最高レベルでプレイできる2年間を失ってしまったことは明らかだ。2年間もの時間を失ってしまった! 27歳の時ではなく、24,25歳でマンCのようなクラブに加入できたかもしれない。レスターは僕を妨害してきたんだ。彼らは当時『行かせないよ』って言ってきたんだ」
「代理人は、当時僕を欲しがっていた(アーセン・)ヴェンゲルと話し合っていた。2016年にはアーセナル移籍が成立目前だったんだ。(それが破談したことで)めちゃくちゃムカついたよ。プレミア最高の選手だったのに、そこから降格を争うチームの一員になったのは僕にとって簡単なことではなかったね」

最終的に2018年夏にマンC移籍を果たしたマフレズだが、レスターで過ごした優勝後の2シーズンは自身にとって無駄な時間だったと考えているようだ。ステップアップを果たすには最高にタイミングだっただけに、やはり後悔の念は大きいか。

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