“ヴィエラ2世”とまで言われたMFの気になる今後 アーセナルで出番増えぬ現状

アーセナルのトレイラ photo/Getty Images

指揮官エメリと会談する予定とも

今季のアーセナルでは指揮官ウナイ・エメリの起用法を巡って何度も議論が起きてきたが、サポーターからスタメン起用を望む声が多く挙がっていたのが、MFルーカス・トレイラだ。

昨夏にサンプドリアから加入したトレイラは、昨季の1シーズンでサポーターのハートを掴むことに成功。攻守にファイトできるMFとして、小柄な選手ながらアーセナルOBのパトリック・ヴィエラと比較する声まであった。

ただ、今季は出番が減少。ヨーロッパリーグの方ではスタメン出場も多いが、リーグ戦ではスタメン出場がまだ3回しかない。エメリは主将を任せてきたMFグラニト・ジャカのことを好んでおり、それがトレイラの起用法に影響を与えていたのは間違いない。
英『Daily Mail』は、こうした現状からトレイラがエメリと話し合いの場を持つと伝えている。出番が増えない場合は移籍も検討する必要があるものの、それもジャカの動き次第で変わってくるだろう。

ジャカが10月のクリスタル・パレス戦で起こした問題から、エメリはジャカを主将から外す決断を下している。ジャカにも退団案が浮上しており、そうなればトレイラのチャンスそのものは増えてくるはず。

トレイラをなぜ常時起用しないのかと不思議に感じていたサポーターもいることだろうが、今後起用法は変わっていくのだろうか。さすがに昨季ヴィエラ2世とまで言われたトレイラを手放すことはサポーターも許さないはずだ。

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