チャンピオンズリーグ・グループステージ4試合全てで得点を記録し、現在7ゴールを挙げて得点ランク首位に立っているのがザルツブルクFWアーリング・ブラウト・ハーランドだ。
当然これだけの成績を残しているとなれば、欧州のビッグクラブが動く。19歳のノルウェー代表FWハーランドが欧州五大リーグへ挑戦する時は確実に近づいている。問題は、どのクラブへ移籍するのがベストかだ。
現時点でハーランドには複数の強豪クラブが関心を示しているが、英『Squawka』がプッシュしたのはプレミアリーグの2クラブだ。
まずは、ロメル・ルカクの代役を獲得していないマンチェスター・ユナイテッド。マンUを指揮しているのは元ノルウェー代表のオーレ・グンナー・スールシャールで、スールシャールはノルウェーのモルデでハーランドを指導した恩師でもある。欧州五大リーグ挑戦の第一歩として恩師スールシャールの下でのプレイを選択するのも悪くない。
また、今のマンUならば即スタメン入りも不可能ではない。若手の起用にも積極的で、大型FWが不足している現状もある。チャンピオンズリーグ出場権を確保できない可能性は考えられるが、悪い選択肢ではないだろう。
もう1つのおすすめクラブはリヴァプールだ。リヴァプールの場合は前線中央にロベルト・フィルミーノが構えているため、スタメン確保は簡単ではない。ただしマンUと同じく大型ストライカーは不足気味で、オプションとしてハーランドは面白い選択肢になる。指揮官ユルゲン・クロップも若手育成に定評のある人物で、今季リヴァプールはグループステージでザルツブルクと激突している。そこでハーランドの動きを実際に見ており、今後獲得へ動き出しても不思議はない。
同メディアが提案するもう1つのプランは、ザルツブルクからドイツのライプツィヒへ向かうお馴染みのパターンだ。現在リヴァプールでプレイするMFナビ・ケイタや、今もライプツィヒに所属するDFダヨ・ウパメカノなど、ザルツブルクから姉妹クラブのライプツィヒへ向かうケースは多い。
ハーランドも先輩選手と同じくまずはブンデスリーガで経験を積み、そこからバイエルンにステップアップするというのが同メディア提案のプランだ。バイエルンではロベルト・レヴァンドフスキの後継者を目指すことになり、バイエルンにとっても魅力的な人材となるだろう。
果たしてハーランドは最終的にどこへ向かうのか。まだ19歳ということを考えると、今後の伸びしろを含め非常に興味深いタレントだ。本当にレヴァンドフスキ級の大型ストライカーへ成長する可能性もあり、次の市場の目玉選手の1人となる。
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