ナインゴラン、移籍の舞台裏を暴露 本人はインテル残留を熱望も……

今夏、5年半ぶりにカリアリ復帰を果たしたナインゴラン photo/Getty Images

コンテともっと一緒に仕事をしたかった

カリアリに所属する元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランが、今夏を振り返っている。

2018年夏にローマからインテルへ移籍した現在31歳のナインゴラン。昨季は公式戦36試合に出場して6ゴール3アシストを記録したが、細かい怪我に悩まされたほか、度重なる遅刻で謹慎処分を言い渡されるなど、ローマ時代ほどの際立ったパフォーマンスを披露することができず。さらに、シーズン終了後にローマ時代からの恩師であるルチアーノ・スパレッティがインテルの指揮官を退任し、規律を重んじるアントニオ・コンテが新指揮官に就任すると、ナインゴランの状況は悪化。コンテ体制の構想外であることが地元メディアなどによって報じられ、8月にレンタル移籍で古巣カリアリへ復帰するこが決まった。

入団会見でカリアリ復帰の喜びを口にしていたナインゴランだが、やはり心の底では今季もセリエAで上位争いを繰り広げるであろうインテルでプレイしたかったようだ。『DAZN』のインタビューで、まず今夏の移籍の舞台裏を「オレはインテルで再びプレイすることはないと思っていたし、期待もしていなかった。なぜなら、マロッタがそのことついての話し合いを全く望んでいなかったからね。誰もオレに何も言ってこなかったよ。そんな中でオレはバケーションへ向かった。その後、6月末に彼らはオレに電話をかけてきたが、その時に他の選択を行なったことを伝えてきたんだ」と明かした。
その上で「コンテともっと一緒に仕事をしたいと本当に思っていたんだけどね。1ヶ月という短い期間で判断するのは難しいはずだ。ただ、彼はこういった(構想外)決断を下した」と話している。20日に行われた第8節SPAL戦では、カリアリ復帰後初ゴールを記録したナインゴラン。ピッチで光を放ち、インテルを見返すことができるのか。同選手の加入もあってか、カリアリも現在5位と今季好スタートを切っている。

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